旭山動物園の動物たちをデザインしたワンカップ「純米酒 ZOO(ず)ずっと旭山」が二十三日の大安の日、髙砂酒造(宮下通十七)から発売される。
海、山、森をテーマにした三種類の絵柄は、いずれもやわらかく可愛らしいタッチ。絵の中に面白い仕掛けもあり、飲み終えた後は、小さな花瓶や筆立てなどに活用できる。
イラストを手がけたのは市内で活躍するデザイナー、阿部路子さん(35)。同蔵は二十から三十代の日本酒に馴染みのない世代へのきっかけづくりになればと期待している。
地元産きらら397を使った純米酒は、コクと旨味があるのに、後味すっきり、辛口に仕上がっている。一本、百八十ミリリットル・三百六十円。
髙砂酒造の明治酒蔵の直売店、市内酒販売店などで扱う。問い合わせは同社(TEL23―2251)へ。