「カミネッコン」と呼ばれる再生ダンボール紙で出来た苗木ポットを植樹する運動が三年前から毎年、西神楽公園(西神楽南一ノ一)のホタルの里で行われ、今年も十日、総勢約百十人の参加者が四百個のポットを植えた。
植樹会には、西神楽ホタルの会、札幌から北国の森づくりサークル、近隣のホーマック店のスタッフらが参加した。これらのグループは地球環境保護を掲げる「ラブアースクリーンアップin北海道」に参画している縁で集まった。
再生ダンボールを使ったポットは、土中深く埋める必要が無く、手軽に植えられる。また、冬場の保温性も高い。そしてダンボールは数年で土に分解される。ホタルの里には、これまで千二百本が植えられている。
西神楽ホタルの会の坂井弘司事務局長は「木が育ち、水がきれいになる。それはホタルの成育環境にも大変良いことです」と話していた。