地元企業の品質管理技術の向上のための「品質管理を知るセミナー」と「品質管理の基礎を学ぶ実践講座」が旭川市を中心に開かれます。道立総合研究機構の主催。

 セミナーは二十六日午後二時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)レセプション室を会場に、トヨタ自動車系列のアイシン北海道取締役工場長の栗原邦博氏が「モノづくりになぜ品質管理が必要か?」をテーマに、また慶応大学大学院健康マネジメント研究科教授の高橋武則氏が「顧客満足を保証するための品質管理」と題して、発注側企業の品質・コスト・納期への対応力を強化するための講演をおこないます。参加費無料。定員は先着九十人。

 実践講座の一回目は九月十日午後一時半から、大雪クリスタルホール第三会議室で、トヨタ自動車北海道常務取締役の吉田誠一氏が「品質管理の基礎―基本的考え方、品質管理の歴史」をテーマに。二回目は十月二十七日午後一時から、アイシン北海道苫小牧工場で、同社取締役工場長の栗原邦博氏の指導で演習と工場見学をおこないます。一、二回目とも参加費は無料。定員は先着十社(二十人)程度です。

 参加希望者は企業名・住所・電話番号・メールアドレス・参加者の所属などを明記し、同機構産業技術研究本部ものづくり支援センター(FAX011―726―4057)に送付してください。問い合わせは同センター(TEL011―747―2324)へ。