「鶴彬(つるあきら)・こころの軌跡」上映会
昭和初期、中国への侵略戦争に突入していく時代に「川柳」を武器に反戦、反権力を訴えた若き詩人鶴彬が治安維持法違反で逮捕され、獄中で二十九歳の若さで亡くなるまでの半生を綴ったドキュメンタリードラマ「鶴彬こころの軌跡」が十四日、市民文化会館小ホールで上映されます。
生前に千を超える句と約百近い評論や自由詩を残した鶴彬。昨年が生誕百年に当る年で、地元石川県民の熱意によって映像化が決定し、映画「ハチ公物語」や「ひめゆりの塔」などで知られる神山征二郎監督がメガホンを取った作品です。
午前十時半、午後二時、午後六時半の三回上映します。
チケットは前売り千円(当日千二百円)、学生八百円(当日千円)、小学生以下無料。冨貴堂各店と市内プレイガイドで販売中。
問い合わせは上映実行委員会の由井さん(090―8372―3286)まで。