東海大学旭川キャンパスの閉鎖について考えるシンポジウムが十三日午後六時半から、勤労者福祉会館(六ノ四)で開かれる。中小企業家同友会旭川支部・中央西地区会の主催。

 東海大学は、二〇一二年(平成二十四年)以降、旭川キャンパスの学生募集を停止すると発表した。同大学は、その前身、東海大学旭川工芸短期大学が開校した一九七二年(昭和四十七年)以来、旭川の基幹産業の一つである家具業界をはじめ建築やデザインなど、多くの業界・企業に人材を送り込んできた。

 地元企業の経営者でつくる同会として、二〇一五年春には閉鎖される予定の同キャンパスが担ってきた役割について改めて検証し、その機能を継承する方策はないものかを考える。

 パネラーは、カンディハウスの長原實会長、 荒井建設の荒井保明社長、コピーライターの西川佳乃さんの三氏。同会副幹事長で、アイリンクの北口浩之社長がコーディネーターを務める。

 会員でなくても、興味がある人は誰でも参加できる。参加費は五百円。申し込み・問い合わせは、中小企業家同友会旭川支部(TEL38―6663)へ。