旭川文学資料館(常磐公園内・旧青少年科学館)で十月一日(金)から、特別企画展「旭川・文学の一二〇年展~大雪山系に脈うつ文学の足跡」が始まります。
旭川の開村百二十年記念事業に合わせて、明治期からの旭川の文学の軌跡をたどり、現在活動中の文学グループを紹介するコーナーもあります。
十月三十一日までの会期中、文学の各分野で活躍する人たちが、同館二階講堂で記念講演を行います。いずれも午後一時半から一時間を予定しています。
講師と日程、演題は次の通り。(敬称略)
・三日(日) 石川郁夫(創作)「冬涛の作家たちのうち三好文夫の『重い神々の下僕』を中心に」
・十日(日) 鎌田正勝(川柳)「川柳雑感」
・十一日(月) 福田洋子(児童文学「旭川発、児童文学の魅力―絵本を中心に―」
・十七日(日) 宮川達二(詩)「小熊秀雄と二人の女流文学者~湯浅芳子と宮本百合子との出会い~」
・二十四日(日) 岡荘司(俳句)「飯田龍太の世界」
・三十一日(日) 竹内利和(短歌) 「旭川の歌碑をめぐる」