国民健康保険料の大幅な引き下げを求める署名活動を旭川民主商工会(工藤軍司会長)が展開している。十四日、職員らが二条買物公園に立ち、署名集めを行った=写真。

 旭川市の国保料は毎年のように引き上げられており、道内主要都市の中で最も高くなっている。市議会で共産党所属の議員が旭川市の高い国保料について質問しており、九月には西川将人市長から「国保料を具体的に引き下げる努力をする」との答弁があった。このことから、旭川民主商工会では「引き下げは市民と行政に共通の思い」として、早急な引き下げ実施を訴えている。

 署名はすでに約一万筆が集まっているという。旭川民主商工会では、集まった署名を今月下旬にも旭川市議会議長あてに提出する考えだ。