設立二十周年を迎えた神楽岡太鼓保存会が二十八日(日)午後三時から、記念のコンサートを旭川市民文化会館大ホールで開きます。

 今から二十年前、六人の有志が集まり活動がスタート。当初、太鼓は二台しかなく古タイヤを太鼓代わりに練習していたそうです。現在会員は小学一年生から七十代まで約六十人に。太鼓の数も四十六台になりました。

 記念のコンサートでは新曲を含む全十三曲を演奏します。本格的な音響照明を駆使した舞台演出も見どころのひとつ。「小学生の頃から在籍し、今では大人になり、子どもたちに教える立場になっている会員もいます。二十年の歴史を感じます。我々の思いや気持ちを込めた太鼓をぜひ聴いてほしい」と実行委員の坂本信一さん(49)は話しています。

 チケットは千五百円(当日二千円)、小学生以下は千円。回転寿司ぽっぽ永山店、大沼楽器、快食Dinng洞、MSパートナーズで。問い合わせは坂本さん(090―9082―1112)、藤澤さん(090―6214―9105)まで。