あさひかわ新聞は今月七日、本紙の新年特別号に十年に渡って掲載した、富士管財の小川諭一社長の対談や鼎談、座談会の記事をまとめた、「旭川・まちづくりのモチベーターたち 小川諭一の座・談」を刊行した。
不動産業の小川社長は、仕事の枠を越えて、地元・旭川に対する熱い思いを抱いていて、本紙の新年号の企画では、毎回、旭川で活躍する各界のリーダーや論客を招き、それぞれの立場や視点から、まちづくり、地域づくりについて、具体的な提言や意見を引き出してきた。
本書にも登場している、友人で税理士の小城公明さんは、巻頭言の中で「小川さんと議論をしていると湯水の如く新しい大胆な発想とアイデアが湧き出して来ます」と書いている。
登場いただいた方々の旭川に対する熱い思いを込めた、具体性を備え、説得力のある論が詰まった一冊。
文庫版、百七十三ページ。定価五百円。問い合わせは、あさひかわ新聞(TEL27―1577)へ。