「美味しさには、物語がある」と題した「かみかわ食べものがたり」のセミナーと試食会が三日、上川総合振興局(永山六ノ十九)で開かれた。

 緊急雇用創出推進事業のひとつで、かみかわ「食べものがたり」発掘発信事業室の主催。上川管内の食材や加工品を、生産者、製造者にスポットを当てて取材し、パネルと独自のホームページで発信してPRするのが目的。

 約百八十人が参加したパネルディスカッションでは、「おいしさと安心の、その先へ」をテーマに、彦一ニンニクでお馴染みのグリーンテックス 彦一本舗(東鷹栖東二ノ二)の佐藤一彦社長と、天然酵母パン「なべパン」が人気の王様のパン(末広二ノ三)の竹原フジ子代表、上富良野でニンジン、ワイン用ブドウを栽培している多田農園(上富良野東九線北十八号)の多田繁夫社長がパネラーとして登場。マダムケロコさんの司会で、野菜のえぐみとは、良い土づくり、安心を提供するための考え方などについて話した。

 イベント終了後は、十八業者、二十二品の試食会もあり、会場は大盛況だった。

 「かみかわ食べものがたり」のホームページはhttp://bit.ly/gsk68s