旭川大学・旭川大学短期大学部と北海道鷹栖高等学校は三月三十一日、高大連携の協定を締結した。
この連携により、旭川大学側は鷹栖高校が推薦した生徒について、連携受講生として講義を受けさせる。高校側は大学の教職課程を履修している学生を実習生として受け入れる。このほか、大学で行なう夏・冬休み中の集中講義を鷹栖高生徒が受講した場合、同大の経済学部入学後に単位として認定することなどが盛り込まれている。
調印式の挨拶で、旭川大学の山内亮史学長は「大学生と高校生がともに希望を語れる場を目指す」と話した。また鷹栖高校の上原主美校長は「生徒のやる気、自信を育み、心に火をつけるような形で進めたい」と意気込みを語った。
旭川大学ではこれまで旭大高、旭川南高、士別翔雲高、上川高の四校とこうした連携協定を結んでおり、鷹栖高が五校目となった。