美瑛町と合同酒精旭川工場(南四ノ二十)が共同で作ったウオッカ「炎の美酒」が十一日から、美瑛町内の道の駅売店や町内の酒類販売店の店頭に並べられた。

 美瑛町特産のジャガイモを使ったオリジナリティ溢れる加工品を作ろうと同町が模索する中で完成したウオッカは、ほんのりとジャガイモの甘みが残る味わいに仕上がった。美瑛の丘陵が広がる風景と、寒冷地ロシアの酒・ウオッカのイメージがぴったり重なる出来ばえだという。

 飲み方はロック、水割り、カクテルのベースなど様々。「同じ美瑛産のトマトやメロンなどでカクテルを作ってみるのもいいですね」と同町商工観光課の平間克哉係長。

 アルコール度数は四十度。五百㍉㍑入りで千五百七十五円。町内限定の販売だが、今後は町外での各種イベントなどでも販売する予定だという。