護国神社祭が終わった翌朝の七日早朝、旭川市倫理法人会(伴野忠孝会長)がゴミ拾いの清掃活動を行った。

 全国六百の会に六万社が入会する同会は、経営者自身が実践力や行動力を学ぶ研鑽の場。旭川市倫理法人会には約八十社の企業経営者が入会している。清掃活動は「クリーンアースデー」と銘打って全国の会がこの時期に実施している。旭川では毎年、護国神社祭が終わった後の翌朝を恒例の清掃活動日にしている。

 午前五時十五分、会員の経営者や社員、その家族ら四十三人が集まり、約一時間かけて常磐公園のゴミ拾いに精を出した。最近は、出店業者のゴミ管理や祭り客のモラルの向上で、ゴミの量は年々減る傾向。参加者からは「物足りなさが半分あるが、喜ばしいことだ」との声が聞こえた。