特別養護老人ホーム敬生園(末広八ノ六)で二日、夏まつりが開かれた。

 今年で十二回目。敬生園のほか、養護老人ホーム敬心園や身体障害者療護施設敬愛園の入園者、その家族、職員、地域の住民、ボランティアら約千人が参加した。旭川実業高校や旭川大学、藤女子高校、旭川福祉専門学校の生徒や学生ら八十人も介護や模擬店で販売のスタッフを務めた。

 模擬店の販売が開始される午後零時半ごろには、同園イベントホールにカレーライスや焼き鳥、寿司などを買い求め、家族や介護者と歓談しながら食事を楽しむ入園者で一杯になった。

 舞台では旭実高のブラスバンドの演奏や末広保育園の子どもたちの遊戯、また入園者によるカラオケなどが披露され、会場からは盛んな拍手が送られていた。