外国から移入されて増え続ける外来植物の影響について考える写真展「身近な自然環境と帰化植物」が旭川市緑の相談所(神楽岡公園内)で開かれています。

 旭川帰化植物研究会(塩田惇代表)の主催。オオハンゴンソウ、ブタナ、ハルザキヤマガラシなど、古くからある在来の植物を駆逐しながら爆発的に増えている帰化植物の大群落の写真十一枚を展示しています。

 塩田さんは「駆除を五年、十年と継続すれば、ある程度防除できるが、人間の力で自然をコントロールするのは不可能に近い。道東の厚岸町では、町おこしとして帰化植物の駆除に取り組んでいます。写真を見て、自分たちの生活と身近な自然を考えるきっかけにしてもらえれば」と話している。

 入場無料。三十一日まで。問い合わせは塩田さん(TEL23―8744)まで。