コープさっぽろシーナ店(永山三ノ十六)で四日、店の仕事を体験する「夏休みお仕事キッズ」が開かれ、小学三年生から六年生までの二十人が参加した。
参加希望者四十人のうちから抽選で選ばれた二十人は市内を中心に、遠くは祖父母の家に遊びに来ているという砂川市や幌加内町の小学生たち。
五人ずつ八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、惣菜屋さんの四班に分かれ、店内への品出しの準備から仕事をスタートした。八百屋さんの班に入った野村 和裕さん(10・小学五年生)は「お母さんが申し込んだけど、楽しみにしている」と少し緊張しながら、ブドウやバナナを陳列棚に並べていた。
お母さんの知恵子さん(42)は「東京に遊びに行った時、子どもたちが仕事を体験できるキッザニアに申し込もうと思いましたが、予約が一杯でした。コープさんでやっていると知り、子どもに仕事を体験させたくて申し込みました」と話した。
子どもたちは自分が担当した商品のお土産と商品券をもらい、二時間ほどの仕事を終えた。