北海道の名付け親、松浦武四郎について語る講演会「松浦武四郎と歩む郷土の歴史」が二十三日(日)午後一時半から、当麻町伊香牛公民分館「ぷらっとホール」(伊香牛二区・JR伊香牛駅前)で開かれます。当麻町中央公民館などの主催。
講師は武四郎の生まれ故郷・三重県松坂市にある松浦武四郎記念館名誉会長の高瀬英雄さん。高瀬さんが所有する武四郎とアイヌに関する資料は国の重要文化財に指定されるなど、武四郎研究の第一人者ともいえる研究者です。
主催者は「道内を五回にわたって踏査した武四郎の足跡をたどり、当麻・伊香牛の当時の状況を知るとともに、アイヌの信頼を得たその生き方を振り返り、郷土当麻の歴史と今を考える機会としたい」と講演会開催の意義を説明しています。
当麻町民だけでなく周辺市町の住民も聴講歓迎です。申し込みの必要はありません。希望者は直接会場へ。
問い合わせは、同町教育委員会社会教育係(℡84―2111)、福山憲昭さん(090―9755―5676)まで。