創立二十周年を迎えた「早川タップダンススタジオ」が十二月四日(日)午後五時から、旭川市民文化会館小ホールで記念公演をおこなう。

 代表の倉持知子さんは七十四歳の現役タップダンサー。十三歳でタップダンスを始め、十八歳で東京の早川タップダンスに入団し、日本はもとより海外 のステージでも活躍した経歴を持つ。結婚を機に帰旭し一時はタップから離れたが、ご主人の他界をきっかけに、新たな生きがいを求めてタップダンス教室を開 設。今年二十周年を迎えた。

 イベント出演や老健施設の慰問なども行っている。特に老健施設では、入所者も一緒になって踊れる座ったままの「チェアタップ」が好評だ。倉持さん は「自分の体が楽器となり音を作り出せるのがタップダンスの魅力。一人でも多くの皆さんに魅力と楽しさを広めたい」と笑顔で話す。

 記念公演では同スタジオに通う四歳から七十歳代のダンサー約四十人がステージに立ち、ジャズのナンバーやミュージカルソング、最近のヒット曲など織り交ぜて約二十曲を踊る。

 チケットは千円。申込み・問い合わせはHP(www.i-love-tap.com)、または記念公演実行委員会の田中さん(℡23―2180)まで。