全国の地酒を販売するまるしん商店(春光台三ノ四)が、金沢の蔵元から取り寄せた樽酒を瓶詰めにした「加賀鳶極寒純米酒」の販売を開始しました。

 樽酒はほんのりと漂う杉の香りが命で、強すぎても弱すぎてもいけません。店主の清水芳敬さんが毎日確認し、最適な状態になったところを瓶詰めします。店主の思いをしっかり込めて、百五十本限定の販売です。

 味のバランスは店主のさじ加減で決まります。「自分が飲みたい酒にする、ある意味わがままな酒です。今年は刺身をつつきながら蟹すきを食べる姿を イメージし、それにぴったり合う酒にしました。少し辛めで、くどくなく、サラリとしたのど越し、そんな酒に仕上がりました」と清水さん。若い人たちに、 もっと日本酒の美味しさに触れて貰もらいたいと感じています。

 加賀鳶極寒純米酒は七二〇㍉㍑入り、千六百八十円。ファンの多い人気の酒です。問い合わせは、まるしん商店(℡52―2157)まで。