実践的な英語を身につけ国際社会で活躍できる人材育成を目指す旭川藤女子高校(櫻庭弘子校長)のULコースの一年生十三人が七十五日間のニュージーランド留学出発を前に十八日、西川将人旭川市長を表敬訪問し意気込みを伝えた。

 留学は十二年前の同コース開設以来、毎年行われている。入学して約一年間実践的な英語を学んだ生徒たちは、ニュージーランド・クライストチャーチ 市と近隣の高校に一、二人ずつ分かれてホームステイをしながら生活し語学力や人間力を磨く。二十四日に出発し四月七日に帰国する予定だ。

 代表の曽我部梨羅さん(16)が「ホームシックや言葉の壁にぶつかるかもしれないが頑張ります」と英語で意気込みを話すと、西川市長は「大変流暢 な英語で感心します。昨年の留学ではクライストチャーチ大地震に見舞われ大変でしたが、怪我人もなく安心しました。今年も全員元気で帰ってきて下さい」と 激励した。その後、十三人全員が市長にひと言ずつ意気込みを語り、市長は一人ひとり全員に言葉を返した。