産業用大麻の栽培と新たな大麻関連産業の創造に向け、その有用性と可能性をアピールする集会が二十八日(水)午前十時半から、札幌市教育文化会館(中央区北一西十三)で開かれます。北海道産業大麻普及促進ネットワーク(ヘンプネット・菊地治己世話人代表)の主催です。

 第一部は、産業大麻の有効性を訴えて全道を巡った「ヘンプカープロジェクト」など、ヘンプネットの経過と今後の活動予定についての報告会です。参加無料です。

 午前十一時からの第二部は、中部大学の武田邦彦教授が「日本人と大麻と放射能」と題して基調講演。その後、オホーツク麻プロジェクト代表の舟山秀 太郎さんが「北海道の産業用大麻を利用した地域振興の可能性」、バイオマス産業社会ネットワーク理事の赤星栄志さんが「全国の産業用大麻の栽培状況と地域 産業について」、弁護士の森山大樹さんが「産業用大麻を巡る法的諸問題と対応策について」と題して講演します。参加費は千円。

 午後三時からの第三部は、生産者と研究者を対象に大麻栽培免許申請書の具体的な作成方法に関する講習会です。参加費は二千円。

 午後六時半からは、交流会が開かれます。会場は未定ですが札幌駅周辺でおこない、会費は四千円程度です。

 参加希望者は、氏名・電話とファクス番号・パソコンや携帯電話のメールアドレス・どこの部に参加するかを明記し、できるだけメール(電話、ファクスも可)で申し込んでください。締切はきょう二十七日。

 また、同ネットは会員と世話人(地域などのグループ責任者でイベントなどを主催できる人)を募集しています。

 申し込みと問い合わせは、同ネット代表世話人・菊地さん(090―4874―0354、FAX46―5645、メールアドレスkuchisaki@live.jp)まで。