本紙に絵・エッセイ「散歩の目線」を連載している堀川真さんの絵本「いのちのいれもの」(文・小菅正夫 サンマーク出版社)の原画展がフィール旭川(一条買物公園)二階のギャラリージュンクで開催中です。

 旭山動物園元園長の小菅正夫さんの講演に堀川さんが感銘を受けて描いた作品です。動物園でアムールトラのイチが亡くなったことを通じて、地球上で初めて生物が生まれてからの約四十億年の命の繋がりを、堀川さんが独特のやわらかなタッチで描いています。

 会場には十九点の原画のほか、子どものぬり絵コーナーやオーナメントが作れるポストカードも販売しています。

 「旭川の二人による、旭川ならではの作品をどうぞご覧ください」と堀川さんは話しています。

 七月八日まで。開館時間は午前十時から午後七時半。問い合わせはフィール旭川(TEL26―1120・代表)まで。