鷹栖に新築移転して十周年を迎えた専証寺(鷹栖町南二ノ一)は六月六日、六代目・笑福亭松喬の落語会を同寺本堂で開きます。

 笑福亭松喬は兵庫県生まれ。古典落語に力を注ぐ上方落語の実力派。将来は「上方落語界の四天王」の一人となるとの呼び声も高く、幅広い年齢層にファンがいます。

 重厚な芸風で、故・六代目笑福亭松鶴から「笑福亭の噺を一番うまいこと受け継いでいる」と認められたほどです。平成八年度「文化芸術祭優秀賞」を受賞した「らくだ」を始め、じっくり聴かせる人情話を得意としています。

 午後六時開場、同六時半開演。前売券は大人千円(当日千二百円)、小・中学生・高校生は五百円です。チケットは、同寺(TEL87―2080)、舞・ふれんど(TEL54―0404)で扱っています。