特別養護老人ホームの敬生園(末広八ノ六)で七日、恒例の夏まつりが開かれた。

 今年で十三回目。敬生園のほか、養護老人ホーム敬心園や障害者支援施設敬愛園の入所者とその家族、職員、ボランティア、地域住民ら約千人が参加した。

 園内の大ホールにはステージが設けられ、入園者たちによるカラオケや踊りのほか、六合中吹奏楽部の演奏やさくらおか幼稚園園児らによる組体操、大雪チアリーディングクラブの演技などが次々に披露された。

 また、やきそばや焼き鳥、かき氷などの模擬店も出店し、来場者たちは食事や歓談を楽しんだ。

 夏まつりには毎年多くの学生ボランティアが参加している。今年も旭川大学、藤女子高校、上川高校、剣淵高校、旭川福祉専門学校からおよそ百人が駆けつけ、模擬店や受付、介護をサポートした。若者たちの笑顔にお年寄りの顔もほころんだ。