鎌仲ひとみ監督の最新ドキュメンタリー「内部被ばくを生き抜く」の上映会が二十六日(日)、サン・アザレア(六ノ四)で開かれます。市民グループ「チーム今だから」の主催。

 サブタイトルは「4人の医師が語る経験・広島―チェルノブイリ―イラク―福島」。広島で二十七歳の時に被ばくした医師・肥田舜太郎、この二十年でチェルノブイリに九十四回も医師団を派遣した諏訪中央病院名誉院長・鎌田實、福島の自治体と連携して除染活動を続ける児玉龍彦・東京大学アイソトープ総合センター長、そしてチェルノブイリの小児科医・スモルニコワ・バレンチナの四人にカメラを向け、被ばくの最前線で格闘する彼らの体験や研究から、私たちがどうやったらフクシマ後の「内部被ばくの時代」を生き抜くことができるかを考えようというドキュメンタリーだ。

 上映は午前十時半(託児あり)、午後一時、午後三時半、午後六時の四回。参加費は一般千円、大学生・障がい者五百円、高校生以下無料。チケットは、こども冨貴堂(七条買物公園)、きっちんらいる(鷹栖町十六線八号)、叢舎(東川町西十号北四十六番地)、あさひかわ新聞(八ノ六)などで扱っている。問い合せは、こども冨貴堂内の「チーム今だから」事務局(TEL25―3169)へ。