北彩都ガーデンの名称を決める投票が十五日、市民活動交流センターで行われた。

 北彩都ガーデン名称検討懇談会(委員九人)が考案した「アウネ(会音)」「神人(かむんど)の森」「歩北穂(ほほほ)ガーデン」の三案に加え、事務局(市駅周辺開発課)の案として「北彩都ガーデン」が加えられ、四候補での投票となった。

 来場者の一人で主婦の越野美幸さん(49)は、アウネに投票した。「子どもにも大人にも読みやすく、カタカナで親しみ易いところで選びました。『神人の森』も良いし、『北彩都ガーデン』もすでに浸透している良さがあるから、迷いました」と話していた。

 正式名称は、二十四日(水)に行われる市議会建設公営企業常任委員会で発表される予定。

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 当日は園芸家の矢澤秀成さんを迎えての講演会に加え、矢澤氏と上野砂由紀さん(上野ファーム)によるトークショーも行われた。

 矢澤さんは一九六七年(昭和四十二年)生まれ。NHK教育テレビの番組「趣味の園芸」の講師として知られる。造成中のガーデンについて「駅前にこれほどのガーデンがあるまちは他にない。誇りに思って良い。ぜひ日本を代表する駅前ガーデンにしてください」と話した。

 また上野さんは「ガーデンは二、三日目を離すだけで荒れてくるもの。維持には多くの人の力がいる。『市役所がやってくれる』という意識ではだめ。皆さんに協力してほしい」と呼びかけていた。