東海大学芸術工学部の卒業研究作品展が二十九日(火)から、デザインギャラリー(宮下通十一)で開かれます。

 同大学の四年次生が一年かけて製作した、建築模型や家具、グラフィックやアート作品など全四十八点を展示します。

 架空のテキスタイルブランドを立ち上げ、「木の花」を題材とし壁紙やシェード、クッションなどをデザインした作品や、移動しやすくユニークな形の本棚、日本にあるユネスコ世界遺産の情報を集積・発信する施設を提案する「山と湖と空と―富士山世界遺産センター」など、レベルの高い作品が並びます。

 同展実行委員長の西能智章さん(22)は「それぞれの持ち味を最大限出した四年間の集大成です。今年は例年と違った個性的な作品も多いので、楽しんで見ていただきたいです」と話している。

 三日(日)まで。入場無料。問い合せは同大学事務室(TEL61―5111)まで。