起業、創業について実践的に指南する創業塾が十二日から、道北経済センターを会場に始まった。旭川商工会議所の主催。二十日までの五日間に、十講座開催された。

 第一講座は税理士の小城公明さん(小城会計事務所代表)が「創業の心構え」をテーマに講義した。「時代の趨勢をとらえて起業をしなければならない」「目線を高く進むべき」「パソコンの情報や他人の話からだけではなく、自分の目で現場を確認することが重要だ」などと話した。

 今回は、起業や店の開業を予定している人、企業の後継者ら四十一人(男性三十人、女性十一人)が受講。四十歳代が最も多く十三人、三十歳代十一人、五十歳代九人、二十歳代七人で、最年少は二十一歳、最高齢は六十四歳だった。会社員が二十人で半数を占めた。

 地域別では市内が全体の八五%に当たる三十五人で、近郊市町のほか赤平市からの参加者もあった。