自民党の改憲草案を検証する学習会が二月十一日(月・祝)午後一時半から、ときわ市民ホール三階会議室で開かれます。あさひかわ西地区九条の会などの主催。

 昨年末の衆院選挙で自民党など改憲を掲げる政党が大勝し、今夏の参院選の結果いかんでは、憲法改正が現実味を帯びる状況です。

 自民党が昨年四月に発表した「新憲法草案」の中では、九条二項の「戦力不保持」規定が削除され、国防軍の創設が条文化されています。また、「公共の福祉」に代わって、「公益及び公の秩序」が謳われており、国家権力を縛るはずの憲法が、「公益」や「公の秩序」を盾に人権が制約できるようにすりかえられています。

 講師は旭川弁護士会所属の弁護士、あかつき法律事務所の畑地雅之さん。自民党の改憲草案のどこが問題なのか、つぶさに検証します。

 参加費は、三百円。問い合わせは西地区九条の会の平山さん(TEL29―6037)へ。