「脱原発を決めたドイツの政治」をテーマにした講演会が三十日(土)午後一時半から、勤労者福祉会館(六ノ四)で開かれます。グリーンズカフェあさひかわの主催。

 講師は、北海学園大学の本田宏教授。一九九二年、北大法学部卒。大学院では国際環境団体グリーンピースの本部があるオランダ・アムステルダムの大学に留学し、日本と西欧の反原発運動と政治の関係について研究しました。著書に「反核から反原発へ―ドイツとヨーロッパ諸国の選択」「脱原子力の運動と政治―日本のエネルギー政策の転換は可能か―」があります。

 「三・一一」から二年が過ぎた今、多くの国民が「脱原発」を望んでいるのに、政策には反映されない現実があります。三・一一の後、いち早く脱原発を決めたドイツの政治構造や政治文化を学ぶことで、日本の政治をどう変えればいいのか、変えられるのかを考える講演会です。

 参加費は五百円。チケットは、こども冨貴堂(七条買物公園 TEL25―3169)にあります。問い合わせは、吉田さん(TEL090―6877―0686)へ。