JR旭川駅の東通路にある「中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー」が「10ストーリー あなたが作る10番目の物語」展を開催中だ。

 池田宗弘の「一番近くの巨人に突っ込んだ」や、鈴木実の「妻の肖像」など、同館が収蔵する作品の中から、物語を想起させるような彫刻や絵画などの九作品と物語を紹介している。リーフレットには「十番目の物語は皆さんがお気に召した作品で自由に考えて…」とある。同展は今月二十一日まで。

 このほか中原悌二郎の「若きカフカ」と砂澤ビッキの「カムイミンタラ」の二作品を常設展示している。

 入館は無料。館内には美術系の書籍や資料、検索用パソコンが用意されている。旭川家具の椅子やテーブルでゆっくり閲覧できる。

 開館時間は午前十時半~午後六時半(入館は午後六時十五分まで)。休館日は毎週月曜日。