旭川から北へ百三十㌔にある音威子府村で村名改称五十周年を記念して「鉄道の村フェスタ」が二十七日(土)、二十八日(日)に開催されます。
一九六三年(昭和三十八年)、常盤村から音威子府村に村名が変わってから、今年で五十年になります。かつては宗谷本線と一九八九年(平成元年)に廃線になった天北線とが分岐する鉄道の町として栄え、最盛期は五千人もの住人が暮らしていました。
節目の年を記念して、実行委員会が様々なイベントを企画しています。第一弾となる今フェスタの目玉は記念列車「常盤号」の運行と、駅横のイベント会場で開催する道北地域の美味いもの市場「ねっぷち♪まるしぇ」です。
常盤号は両日とも一往復の運行。車輌は国鉄色のジーゼルカー、キハ40の三両編成で、「タラコ色」の昔懐かしい列車です。名寄発午前十一時で途中美深駅で休憩を挟み、音威子府着が午後一時。音威子府からは午後四時発、午後六時名寄到着です。レトロな列車で自然豊かな風景を堪能できます。
まるしぇ会場での五百円利用券とシリアルナンバー入り木製乗車記念キップなどの特典付き片道乗車券は千九百八十円。北海道オプショナルツアーズ(TEL011―212―1170)で販売中。HP(http://www.hotbus.co.jp/)から予約も可能。
イベントについての問い合わせは音威子府村役場内の事務局(TEL01656―5―3311)まで。