スーパーマーケットの仕事を体験する「おしごとキッズ」が七月三十日、コープさっぽろ春光店(末広四ノ一)でおこなわれ、小学三年生から六年生までの二十人が参加した。
コープさっぽろが毎年、夏・冬休み期間中に実施している人気の企画で、今年も申し込みが多く抽選となった。
女子十六人と男子四人が、くだもの・肉・魚・惣菜の四班に分かれて作業した。くだもの班はブドウにラップをかけたり、トマトに価格シールを貼り付けて店内に陳列する仕事を体験した。
みんな少し緊張気味。指導に当たる主任店員に指示された「陳列の仕事で店内に入る時は、必ず大きな声で『いらっしゃいませ』と言ってください」との注意をしっかり守り、わき目もふらず仕事に集中していた。
小学三年の奥山彩さん(8・春光小)は「トマトにシールを貼る位置が分からず難しかったです。でも、楽しいです」とテキパキと作業していた。
彩さんの仕事ぶりをカメラに収めていた母親の陽子さん(38)は「色んなことを体験させたくて応募しました」と子どもを参加させた動機を話した。
子どもたちは豆腐屋さん、お菓子屋さん、レジ係、店長係の仕事も体験し、約二時間半にわたる“お仕事”を終えた。