尊厳死についての知識を深めるための講演会が六日(日)午後一時半から、勤労者福祉会館(六ノ四)で開かれます。日本尊厳死協会北海道支部の主催。
高齢化社会が進むに伴って、終末期医療に多くの人が関心を持ち始めています。当日は札幌徳洲会病院名誉院長の江端英隆さんが「終末期の栄養補給~特に胃ろうについて」の演題で、末期医療の現実、患者側に立った終末期医療の在り方について話します。
江端さんに続いて、メンタルヘルスカウンセラーの根本和雄さんがメンタル面から尊厳死を語ります。根本さんは防衛庁北部方面隊遺族カウンセラーを務めた経験があり、北海道新聞夕刊の「魚眼図」を十三年執筆したほか、「理解とふれあいの心理学」(ミネルヴァ書房)などの著書があります。
聴講は無料。誰でも参加できます。申し込みも不要です。問い合わせは柴田さん(℡76―2488)へ。