羊毛を使う作家四人の展示・販売会「ひつじ・(てん)」がギャラリー村はづれ(忠和五ノ六、壺屋総本店なゝ花窓館二階)で開催中です。

 手紡ぎの毛糸をメインに、手織り・手編みのアクセサリーや毛で作るこけしなど、約四百点を展示・販売しています=写真。

 出展しているのは「jooh(ジョー)」「Lynxtail(リンクステイル)」「イトラボ」「tiny…(タイニー)」。作家四人それぞれのブランドです。

 手紡ぎ糸のブランド「tiny…」の祖母井(うばがい)茉美さんは「出来上がったものではなく、手編みの材料を展示するのは珍しい機会です。四人それぞれの色合いも面白いですよ」と話します。

 きょう八日、十一日(金)、十三日(日)はそれぞれの作家が会場にいて、糸紡ぎや機織りの実演もします。二日間とも、羊毛フェルトと手紡ぎ糸のブローチ作りワークショップを開きます。午前十時から午後三時までで、参加費は五百円。

 祖母井さんは「あったかほっこりの羊毛で一緒に冬支度をしましょう。私たち作家もいるので、気軽に話に来て下さい」と呼びかけています。

 十六日(水)まで。開廊時間は午前十時から午後六時半まで。問い合せは同ギャラリー(℡61―5182)まで。