市内在住の人形作家、宮竹眞澄さんの個展が二十二日(火)~二十八日(月)まで、室蘭市文化センター(室蘭市幸町六ノ二十三)で行われます。

 その素朴な魅力に多くのファンがいる宮竹さんの人形は、日々を普通に生きる人々を題材にしています。材料はすべて石塑粘土で、人形の服などにも布や紙は使わないのが特徴です。

 今年はいまのところ旭川市内での開催は予定していません。六月四日(水)~十五日(日)には北見文化センター(北見市公園町一)に会場を移して開催します。宮竹さんは「多くの人が自分の心のふるさとを訪ね、温かい気持ちになっていただければ」と来場を呼び掛けています。

 両会場とも六十作品(百六十体)を展示します。入場料は一般五百円、高校・大学三百円、小中学生百円です。