旭川物産協会(中川竹志会長)が十八日、旭川産品を中心としたカタログギフト「あさひかわの贈りもの」を発売した。市町村の物産協会がこうしたカタログ型のギフト商品を販売するのは全国でも例がないという。
今回発売したのは、一冊三千八百八十八円の「氷点コース」で、地場産のクラフトをはじめとする工芸品や酒、菓子、農産物、麺類、肉類などの九十品目を全百ページに掲載している。商品はいずれも三千円相当の地場産品。価格には送料(全国に発送可能)や注文する際の葉書の代金も含まれている。今後は五千円、一万円相当の商品を掲載するカタログギフトの出版も予定している。
旭川物産協会の豊島保夫専務理事は「カタログギフトの特性上、贈られた方はページの隅々まで目を通す事が期待できる。道内外を問わず幅広い人たちに地場産品をPRすると共に、旭川ブランドの新たな市場と顧客開拓に繋げられれば」と話した。
販売は旭川物産協会、道の駅あさひかわ売店、観光物産情報センター駅nakaの三カ所でスタートするが、今後は市内ホテルや全国の百貨店などに販売網を広げていく予定だ。
問い合わせは旭川物産協会(℡62―1001)へ。