ワクチンの基礎的知識を学ぶ集い「知っておきたい予防接種の話」が十六日(月)午前十時半から、旭川勤労者福祉会館(六ノ四)で行われます。ヤイヌの会(中野葉子代表)の主催。

 講師は医学博士の母里啓子(もりひろこ)さんです。横浜市衛生研究所細菌課長、国立公衆衛生院疫学部感染室長、保健所所長などを経て、介護老人保健施設の施設長を退職。現在は講演や執筆活動を行っています。著書に「予防接種へ行く前に」(ジャパンマシニスト社)、「子どもと親のためのワクチン読本」(双葉社)などがあります。

 インフルエンザ、子宮頸がん、ロタウィルスなど、現在は実に多くのワクチンがありますが、接種すべきかどうか、いつ接種すべきかなどを判断する情報が足りないと訴える声が少なくありません。講演では、乳児から高齢者までの各種ワクチンについて、母里さんが基礎的な知識を伝える予定です。

 午前十時半から正午までの講演の後、講師を囲んでのランチタイムを二時まで行います。参加する人は弁当と飲み物を各自で用意してください。和室で行うので、子ども連れの人も気軽に参加できそうです。

 チケットは八百円(当日千円)。こども冨貴堂(七条買物公園)で取り扱っているほか、メール(yaynunokai@gmail.com)でも予約できます。問い合わせは中野さん(℡050―3566―8445)へ。