「音楽が風にのって丘をそよいだら、このまちがもっと好きになるね」――。昨年、鷹栖町の若い町民と行政とが一緒になって開催した野外フェスティバル「ハレバレパレット」が今年も二十二日(日)午前十時から、町内のパレットヒルズ(十七線八号)で開かれます。

 実行委員会のメンバーは二十人ほど。鷹栖町の小・中学生から二十代の若者が中心です。「去年は、子どもも含めると七百人くらい来てくれました。天気も良く、近所のおばあちゃんから谷寿男町長まで集まったんですよ」と話すのは、実行委員長を務める野外保育所「森のようちえん ぴっぱら」の保育士・川原允(まこと)さん。

 二回目の今年は、道内はもちろん、全国からアーティスト八組(人)が出演する。関西を中心に活動する杉瀬陽子さんや、鷹栖町出身の松下元気さんを中心に沖縄で活動しているバンド「ザ・シープ」、買物公園でストリートシンガーとして活躍していた「ヒロオ2世&ザ・スペシャルアワーズ」ら、「プロのアーティストが増えてパワーアップしましたよ」と川原さん。中でも「ザ・シープ」は、人気音楽プロデューサー・亀田誠治のプロデュースで、今年三月に全国デビューを果たした、注目のバンドです。

 このほか、地場食材を使った飲食店の出店、ハンドメイド・クラフト作家の出展やヨガなど盛りだくさんの内容。会場では、ソーラーパネルで発電した電気を使います。

 「子どもからお年寄りまで、家族連れでのんび~り、ほのぼのとした休日を楽しみましょう」と川原さんは呼びかけています。

 当日は、実行委員とボランティアが手作りした「かかし」の目印が、鷹栖町のあちこちに設置されます。個性的なかかしを見ながら、会場へ向かうのも楽しそうですよ。

 前売りチケットは千円(当日千五百円、高校生以下無料)。こども冨貴堂(七条買物公園)、コーヒースタンド コンテナ(同)、カフェ グッドライフ(東旭川町東桜岡52―2)、AREA23(東旭川北一ノ六)、サシェ(東光九ノ四)、ツムギテ(緑が丘三ノ三)などで扱っています。

 詳しくはホームページ(http://harebarepalette.jimdo.com/)で。