六百種類以上の大型はぎれを販売する「はぎれ朝市」が二十一日、インテリアショップデザインプラス(東光九ノ二)で開かれた。
企画したのはインテリアの販売や店舗デザインを手がけるデザイントーク(大谷薫社長)。
店舗で販売するカーテン生地は、加工の段階で一~三㍍の“はぎれ”が出る。その生地を格安で販売するのが今回の「はぎれ朝市」だ。
朝八時のオープンと同時に大勢の裁縫ファンがお目当ての生地を求めて来場し、売場は笑顔があふれた。
大谷社長は「カーテンの生地は同じ商品でも、ロットによって微妙に違うもので、異なるロットの生地を組み合わせる事が出来ないんです。でも、せっかくの素敵な生地です。他のものに生まれ変われば十分、活用してもらえると思い企画しました」と話す。
十枚以上のはぎれを購入した主婦の高橋さんは「こんなに安く、良い生地が買えるなんて嬉しいです。この生地でクッションやテーブルクロス、バッグなどを作ろうと思っています」と話していた。