「原発と経済・暮らしについて考える集い―幌延と福島からの報告」と題する講演会が四日(金)午後六時半から、ときわ市民ホール(五ノ四)で開かれます。中小企業家同友会道北あさひかわ支部の農業部会と環境エコビジネス研究会の共催。市民にも公開する例会です。
講師は、北海道新聞報道センターの関口裕士記者。二〇一三年度の日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞を受賞した北海道新聞の連載「原子力負の遺産」を執筆した記者の一人です。
安倍政権は、原発の再稼働を目指す動きを強め、我が北海道で唯一の北電泊原発でも、再稼働に向けた準備が進められています。原発は「トイレなきマンション」に例えられます。旭川から二百㌔㍍の距離にある幌延町で、その「原発のトイレ」の研究が行われています。幌延町が、原発から出る高レベル放射性廃棄物の埋め立て地になる可能性は否定できない状況です。
福島の現地を度々訪れている関口記者とともに、身近で広い視野から、原子力発電と私たちの生活や経済について考えます。
参加費は五百円。誰でも聴講できます。申し込み・問い合わせは、中小企業家同友会道北あさひかわ支部事務局(℡29―6663、FAX 29―6664)へ。