本当は身近な動物なのに、なぜか嫌われたり、遠い存在と感じられたりするコウモリの観察会が八月二日、比布町との境界にある突哨山で開かれます。オサラッペ・コウモリ研究所(代表・出羽寛旭大名誉教授)の主催。

 旭川地域ではこれまで十二種類のコウモリが確認され、突哨山ではそのうちカグヤコウモリ、ヒメホオヒゲコウモリ、コテングコウモリなど十種類の生息が記録されています。

 観察会は二部構成です。午後四時から、東鷹栖二線十八号にある「十六区会館」で事前学習。コウモリの生態などを学びます。

 午後六時にカタクリ広場(東鷹栖三線二十号、旭川刑務所正門前の坂を約百㍍上った右側)に移動し、森に入ります。

 バットディテクター(コウモリ探知機)を使って超音波を聞いたり、夜の森を飛翔するコウモリたちを観察します。また、調査研究のために国の許可を得てコウモリを捕獲します。もちろん、体重などを計測した後、放します。

 参加無料。二十人を募集します。長袖、長ズボン、長靴かトレッキングシューズがいいでしょう。懐中電灯と虫よけスプレーなど各自考えて用意してください。

 また、夕食は森の中でとります。おにぎりなど食べやすい弁当、飲み物、敷物を持参すること。

 参加申し込みと問い合わせは、清水さん(℡090―9755―0432)か、出羽さん(℡090―6267―6521)へ。