家庭でつくれるプロ直伝のラーメン講座「家DEらーめん教室」が二十一日、旭川ガスのガスプラザ(四ノ十六)で開かれた。旭川ガス、あさめし前田本舗(らーめんの山頭火)、あさひかわ新聞の合同企画。

 講師は国内外でラーメン店を展開する「山頭火」の創業者、畠中仁さん(62)。午前、午後の部合わせて二十五人が参加した。

 講座で使うのは全てスーパーマーケットで揃う材料で、まずは出汁作りからスタート。出汁をとりながら、同じ鍋でチャーシューの味付け、スープまでつくる簡単レシピだ。

 各テーブルに畠中さんと山頭火のスタッフが付き添って丁寧に指導した。受講者たちは熱心にメモを取りながら、畠中さんに質問を投げかける場面も。最後は自分で作ったラーメンの試食。各テーブルから「うまーい!」の声が上がった。

 受講者の戒谷義明さん(38)は「短時間でできますし、妻も息子もラーメンが好きなので、帰ったらさっそく作ってみたいです。スーパーで売っている、いろんな麺と組み合わせて、自分なりのベストを探したい」と意気込んでいた。

 畠中さんは「今日作ってもらったスープは一番まずいスープです。繰り返し作って継ぎ足す事でドンドン美味しくなるので、最低でも三回は作ってください。分からない事があればいつでも店に連絡をください」と講座を締めくくった。