常磐公園で七月三十一日と翌一日夜、ヤマコウモリが飛び交う姿が確認された。
オサラッペ・コウモリ研究所の出羽寛代表(旭川大学名誉教授)によると、同公園でヤマコウモリが確認されたのは十二年ぶり。両翼を広げると約四十㌢もある北海道で最大のコウモリだ。
「中心市街地でヤマコウモリを見ることができるのは樹洞のあるドロノキやハルニレなどの大木が保存されてきた常磐公園だからこそ」と出羽代表。
同研究所は七日(木)午後六時半から、同公園でヤマコウモリの観察会を開く。参加費は、資料代として三百円。小学生以下は無料。
七・八条側の「常磐公園」の石碑付近に集合すること。長袖、防虫スプレーを持参した方がいい。雨が強く降った場合は翌八日に延期する。問い合わせは、出羽さん(℡090―6267―6521)へ。