旭川ゆかりの詩人、小熊秀雄(一九〇一―一九四〇)の作品を市民が読み継ぐ、朗読会「秋の詩(うた)2014」が十一月一日(土)午後六時から、珈琲亭ちろる(市内三ノ八)で開かれます。
現代詩の公募賞、小熊秀雄賞を運営する市民実行委員会(橋爪弘敬会長)の主催。十一回目の今回は、小熊と深い親交があった詩人、今野大力(一九〇四―一九三五)の作品も併せて朗読します。小熊と今野の詩碑はともに、市民有志の手で常磐公園に建てられています。
朗読者(敬称略)と朗読作品は次の通りです。
【今野大力の作品】
・鈴木真理子「購読難 読書家たちへ」
・高田光子「やるせなさ」
・佐藤比佐良「娘」「幼な子チゴコ」
・加藤雅俊「凍土を噛む」「花に送られて」
【小熊秀雄の作品】
・小泉雅代「姉へ」「気取り屋に与う」
・越湖哲男「白い夜」
・村上哲哉「私と風の道づれの歌」「無題(遺稿)」
定員四十人。入場券は、ちろるのコーヒーとケーキのセットが付いて、千二百円(会員千円)です。こども冨貴堂(七条買物公園・℡25―3169)で販売しています。問い合わせは事務局の高田さん(℡61―2731)か、吉木さん(090―7517―7244)へ。