「旭山動物園のペンギン」がデザインされた北海道地方版の年賀はがきの販売開始を記念するセレモニーが三十日、旭川中央郵便局(幸谷克裕局長)で開かれた。
特別ゲストとして駆け付けた旭山動物園の坂東園長は年賀はがきについて「とても可愛く描かれていて、手にした人にも気持ちが届くと思います。動物園の魅力を発信することになるし、嬉しいです。ぜひ、実物も見に来て欲しいと思います」と挨拶した。
また、セレモニーに合わせてペンギンのオブジェを制作した光陽中学校の生徒も出席し、坂東園長から記念品を贈られた。
友人とセレモニーに参加して、年賀はがきを十枚購入した野武純子さん(38)は「坂東園長が来ると聞いたので、楽しみにして来ました。地方版の年賀はがきは知っていましたが、通常のはがきよりも値段が少し高いので、去年までは敬遠していたんです。今年は地元のデザインが採用されたので購入することにしました。道外の親しい人に使いたいと思います」と笑顔だった。
「旭山動物園のペンギン」の年賀はがきは、道内の各郵便局で一枚五十七円(寄付金五円を含む)で販売されている。問い合せは、最寄りの郵便局へ。