西山坂田電気 太陽光発電で 夜も明るいバス待合所を設置 大型施設の屋内配線等の電気工事や電気通信工事、消防施設工事を手掛ける西山坂田電気(豊岡十二ノ二・西山仁社長)が社屋前のバス停留所(豊岡11条2丁目)に、太陽光パネルを使った待合所を設置し、地域住民らに喜ばれている。
同社敷地内につくられた待合所には、同社が販売している「両面発電型太陽電池パネル」が二枚、ベンチと掲示板を挟む形で垂直に立てられている。パネルから得られる電力をバッテリーに蓄電し、LED電球を点灯する。
電球は日没後に自動点灯し、バスの最終便が通過してしばらくすると消灯するシステムだ。点灯時間は日照時間によって異なるが、日中に蓄電される電力で十分まかなえる消費電力だという。
西山社長は「社内から、バスを待つ人が縁石に座ったりしているのを見て、何かできないかなと思ったのがきっかけでした。ちょうど社屋前に掲示板を設置する計画でしたので、雨風を防げて、なおかつ明るいバスの待合所も設置しようということになりました。太陽電池パネルを間近で見てもらえますし、地域の防犯にも貢献できるかなと考えています」と話す。
独立式太陽光発電システムは、店舗の看板などの商用利用はもちろん、一般住宅でも活用できるとのこと。問合せは西山坂田電気(TEL32―7122)まで。