映画「東京原発」(二〇〇四年/日本)の上映会が二月一日(日)、サン・アザレア(六ノ四)で開かれます。市民グループ、チーム「今だから」の主催。
「東京に原発を誘致する!」、突如飛び出した都知事の発言に都庁はパニックに陥る。推進派と反対派が入り乱れて議論が白熱する中、強引に原発誘致を推進する都知事の真の目的が明らかに…。一方、お台場ではフランスから極秘裏に運ばれた大量のプルトニウム燃料が到着。政府は反対派の抗議運動を避けるため、プルトニウムをトラックで福井県の原発へ運ばせるが、爆弾マニアの若者にカージャックされてしまう。やがて時限爆弾を仕掛けられたトラックは都庁へと進む。果たして都知事はこの危機を乗り切れるのか――。
二〇〇四年当時、過激な内容により一般公開が危ぶまれた問題作です。主演の都知事役・役所広司をはじめ段田安則、田山涼成、岸部一徳など、ベテラン俳優陣によるブラックユーモアと人間味溢れる演技も見どころ。「卓球温泉」の山川元監督の作品です。
上映時間百十分。上映は①午後二時②午後六時半。①のみ託児(要予約、二百円)があります。申し込みは、こども冨貴堂(℡25―3169)へ。
前売りチケットは千円(当日千二百円)、大学生・障がいのある人五百円、高校生以下無料。チケットの購入と問い合わせはこども冨貴堂(七条買物公園)または、きっちんらいる(鷹栖町十六線八号・℡87―5046)まで。