旭川市民劇場の二月例会公演「さくら色 オカンの嫁入り」が二十四日(火)午後六時半、二十五日(水)午後一時半から、ともに市公会堂で行われます。
舞台は大阪の下町。「オカン」こと陽子と娘の月子、飼い犬のハチは仲良く暮らしていた。だが、酔っぱらったオカンが再婚相手だと連れてきた男は真っ赤な安物のシャツにリーゼントの男、服部研二だった。研二の登場は、一家と隣人・サク婆の日常へと波紋を広げていく。しかし、板前だった祖父の血を引く研二の手料理は周囲の心を徐々に溶かして行き、サクラ咲く春に笑顔を届ける――。
咲乃月音の同名の小説(〇八年)を舞台化した作品。陽子役に熊谷真美、月子役に荘田由紀、研二役に元光GENJIの佐藤アツヒロ、サク婆役に元かしまし娘の三女・正司花江と豪華なキャスト陣も注目です。
鑑賞には入会が必要です。事務局幹事の菊地一孝さんは、「ストーリーを自分の人生と重ねあわせたり、見続けることで発見できることの楽しさが魅力です。毎回、楽しい演劇をお届けすることを保証します。一人でも多くの方にご入会頂きたいです」とPRしています。
入会金は二千円、月会費は、一般二千五百円、学生千円、高校生以下五百円。年間六回の演劇を鑑賞できます。入会申し込み、問い合わせは事務局(TEL23―1655)まで。