そばと和食の店、おかだ紅雪庭(五ノ十六)のオープン三周年を記念する音楽ライブ「耳をすまして」が四月五日(日)午後三時から、同店でおこなわれます。
一九三三年(昭和八年)、北の誉酒造のオーナーの住宅として建てられた旧岡田邸を、旧岡田邸二〇〇年財団(髙橋富士子代表理事)が買い取り、三年前から「おかだ紅雪庭」としての運営を始めました。歴史的なたたずまいと贅(ぜい)を尽くした建築は、第六回旭川市景観賞にも選ばれました。
出演は、音楽プロデューサー、ミュージシャンの守時タツミさん=写真。キーボードプレーヤーとして活躍するほか、レコーディングやアレンジ、プロデュースなどを幅広く手がけ、佐野元春やザ・ハイロウズ、キンキキッズや藤井フミヤなど多くのアーティストの楽曲に関わっています。また近年は、絵本に音楽と朗読のCDを付けた「おとえほん」のプロデュースもしています。
第一部は、朗読とオーケストラサウンドによる「おとえほん」の読み聞かせ。第二部は、世界各地の自然音を流しながらピアノを演奏します。ゆっくりと耳を傾ける、癒しの時間になりそうです。
髙橋代表は「駆けるようにして三年が経ち、市民の方々にも知られるようになりました。今後ますます旧岡田邸に親しんで頂けたらと思います」と参加を呼びかけています。
料金は、ライブイベントが三千円、その後の会食は三千五百円です。定員五十人。申し込み、問い合わせは同店(℡22―5570)へ。